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Channel: アモーレ・カンターレ・マンジャーレ
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源泉抜群、高湯温泉玉子湯

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小生、毎年紅葉のシーズンに高湯温泉に出かける。毎年の定宿になっているのが吾妻屋である。こちらは「日本秘湯を守る会」の宿でおなじみになっている。


 その一方で、高湯温泉郷のメジャーな存在といえば「玉子湯」であり、高湯といえばこの名前を思い出す方も多いはず。
 実は、ひょんなことからこちらのお宿の関係者の方と知り合いになり、一度来ませんかとお誘いをいただいていた。

 ということで、2月に入り宿泊してきた。当然、雪見風呂が目的である。宿の送迎バスもあるが、お迎えは福島駅に15:15ということで、チェックインは16時近くになる。
 それでは大規模な宿では犬神家もできないぞ・・・ということで、路線バスで14時過ぎに到着。早めにお風呂に入ろうという作戦だ。


 こちらのお宿は、吾妻屋と規模が全然違い、50室を超えるという。お風呂は、湯小屋が男女別、さらに名物の野天風呂が入れ替え制の男女別(トップ写真)。
 ついでに女性専用の露天風呂がひとつ、足湯もある。ここまでが庭園風呂というゾーン。内風呂が男女別の大浴場と、男女別の小さめの内風呂があるという。


 うーむ、これはなかなかバリエーションもあり、楽しそうだ。まずは名物の野天風呂に入り犬神家を実行。そこから湯小屋の中でも犬神家を・・・
 そして一休みしてから、大浴場で頭を洗い、さっぱりしてから再び名物の野天風呂へ・・・さらに足湯も楽しんだ。

 夕食を楽しんだ後は、再々度名物の野天風呂に入り、爆睡。翌朝は、朝食前に野天風呂に入り目覚まし後、大浴場で顔を洗い・・・
 朝食後、またまた野天風呂から小さめの内風呂へ・・・って、いったい一泊でどんだけ入ったのか・・・えっ、9回(爆)


 こちらの温泉は、源泉が二か所あり、すべて源泉かけ流し。硫黄の香りの強い白濁した温泉は、吾妻屋と同じで、風呂から出ると白い湯の花が身体に着く。
 当然、あったまることに関しては、めちゃくちゃ効能抜群で、雪見風呂でも寒さを感じることはない。じゃらんの人気投票で高湯がナンバーワンになったのもむべなるかなと。


 ただ、その裏返しに帰りの洋服に硫黄臭がキッチリ付くという・・・実は料理もなかなか素晴らしく、大型旅館としてはスキもなく、料金も内容にしてはお安い。
 大変満足したが、困ったことがひとつ・・・定宿の吾妻屋と玉子湯・・・これから高湯に行く機会が増えてしまいそうなこと・・・って、嬉しい悩みか。

 読者の皆様、誰にでもお勧め・・・というなら玉子湯、こじんまりとひたすら温泉を楽しむというなら吾妻屋かなあ。


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