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Channel: アモーレ・カンターレ・マンジャーレ
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シトロエンのミニバンC4ピカソのディーゼル

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さて、以前の記事で紹介したとおり、今欧州車のディーゼル攻勢がなかなかすごい。フランスの名門、シトロエンとプジョー、それにDSは今グループとなっているが、このグループが今年になって日本にディーゼル攻勢をかけている。


 以前の記事で紹介したシトロエンのC4のディーゼルは日本で買える輸入車の最安値ディーゼルという。今般、そこにミニバンバージョンのC4ピカソにもディーゼルが入った
 この車、ハッチバックのC4をベースにしているといいつつ、全長4590mm×全幅1830mm×全高1685mmとC4よりかなり大きい。

 つまり専用ボディということで、オデッセイクラスという。バリエーションとしては5人乗りと7人乗りがあるが、すべてのシートが独立しているのが、フランス車らしい。
 またプジョーなどとも共通するが、この巨大なパノラミックルーフはフランス車らしいもの。夏のバカンスをたっぷり楽しむ国の香りがする。


 日本では、日焼けをいやがる女性陣の顰蹙を買うかも・・・紫外線はカットしているはずだが・・・(汗)
 あ、そうそうディーゼルの話だ。今小生もディーゼルにしているが、低回転からモリモリと湧くトルクのおかげで、極めて快適だ。

 このモデルでも、大きなボディを楽々と動かしてくれるはず。逆にいうと、こういうモデルこそディーゼルの意味があると思う。
 今、日本ではミニバンとハイブリッド、それに軽自動車が花盛りだが、ミニバンにハイブリッドはあるが、ディーゼルというのは聞かない。


 このモデルがそんな中で、ひとつの試金石にならないかと期待する小生である。ちなみに同じC4ピカソの7人乗りでガソリンモデル355万に対し、380万と25万高だ。
 価格的にはオデッセイの最上モデルに匹敵する・・・だが、おそらく日本のミニバンユーザーにとっては、ディーゼルはそそられないのかも。

 しつこく書くと、MercedesのSクラスというトップエンドには、ガソリン車のほか、ディーゼルとPHVのバリエーションがある。
 これが欧州の常識になっているのだ。さらにいえば、今のクリーンディーゼルは排ガスも問題ないし、音や振動もかなり抑え込まれている。

 軽油の輸出国である日本だからこそ、もう少しディーゼルが増えてもいいかと思う小生である。

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