かなり前の話になるが、板橋の駅近くに所用があり、夕食を取ることにした・・・とはいえブッチャーも移転したしなあ、となれば、ここは新規開拓だ。
ということで、食べログ検索して調べたところ、駅のすぐ近くにインスパイアの「豚ラーメン」というお店があることを知った。
インスパイアの多くがそうなのと同様に、ここも黄色い看板。「ニンニク入れますか」という表示もお約束だ。
間口も狭いが店内もカウンターだけの狭いお店。だが、不思議とアウェイ感がないのは店主さんの漂わせる空気か?
まずは食券機を眺める。大きなボタンのメニューのほか、たくさんのボタンの中に「ミニラーメン」というのがあるのを発見した。
よし、これで行ってみよう。麺カタメでお願いしたが、ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。
その後の所用があったので、ニンニクはやめてアブラ・カラメでお願いした。写真でわかるかと思うが、アブラは塊感のあるもので、嬉しいぞ。
そして何より豚の厚みが素晴らしい。脂の具合もほどよく、なかなか美味しいぞ。
さらに麺だが、本家と比べると太くはないが、まずまず食べごたえもあってなかなかのレベルである。いいじゃないかって・・・
さて、肝心のスープだが・・・アブラをきかしたのにもかかわらずさわやかに感じた。いや、冷静に考えてもあっさりではないんだが・・・
というところで気が付いた。なんのことはない、ニンニクを入れていないからだ(爆)。インスパイアでニンニクを入れないとこんな感じになるのか・・・今更ながらに感じたりして。
大きさはミニにしたが、ボリューム的にはちょうどいい感じで、しかも味わいはインスパイア・・・これはオヤジには嬉しいポイントだ。
次回はぜひニンニクを入れていただきたいところである。
さて、すっかり満足してお店を出たところ、近くの路上にこんなタテカンが並んでいた。「坂途中右側麺屋ほたる」と「らーめん玉彦」と。
ここは線路に沿って坂道になっていて、ちょっとわかりにくいところにお店がある様子。皮肉なもので、食べ終わるとこういう看板が目に入るという・・・
ただ、この二軒はインスパイアとは対極にある上品なイメージだったので、いずれにしろ今回立ち寄ることはなかったのかも知れない。
とはいえ、ブッチャーに代わって新しいお店はこちらでキマリ・・・かな。豚ラーメン・・・って、ネーミングもまんまストレートなところもいいかも。