千川通り沿いにある麺処いっぱくは、体育会系と思しきご主人が一人で切り盛りしているラーメン屋さんだ。
場所は千川通りが目白通りと合流する地点から、落合南長崎に少し寄ったところ。千川通りが一方通行になっているため、意外に行きにくい。
小生の家からだと、車しか考えられないので、行くルートに注意する必要がある。そんなこともあり、一回行って再訪を・・・と思いながら一年以上ブランクが空いた。
たまたま夜近くを通る機会があり、しかも千川通りを走っていた。となれば、これは行くしかないぞ・・・と。
例によって、コインパーキングに・・・と思ったが、前回よりも場所が増えていたような・・・であっさり停められた。
前回は昼だったが、今回は夜ということで印象が変わるかなあ・・・。こちらのご主人、いろいろな新メニューにいろいろ取り組んでいることでも知られている。
今回は・・・と思ったら、食券機の上に「新メニュー とろ豚辛みそまぜそば」というのがあった。よし、これにしよう。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれだ。とろ肉は期待どおりだが、メンマが大きいのに驚いた。
まぜそばはお上品にいただくものではなく、グチャグチャに混ぜてこそ・・・なので、よく混ぜてからいただく。
麺はまぜそばっぽく太麺で、もちもちタイプ。まずは一口すすってみよう。ズズッ・・・おっ、辛みそをうたうが、けっこうスパイシーだ。
そしてこのみそだが、かなり濃厚でねっとりしたもの。よって、辛さと濃厚さが混じった味噌が強烈に主張してくる。
もちもちの麺と濃厚な汁は最高のバランスで、とろ肉もよくマッチしている。これはなかなか美味しいぞ。
また巨大なメンマは食感もよく、箸休め的にアクセントになっている。卵を溶かしていただくことでマイルドになっている。
ただ、けっこう強烈な辛さに感じるので、ゆっくり食べていると、後でつらくなりそうだ。となれば、得意の早飯だぞ・・・
とばかりに、ペースを上げて食べ進む。ボリュームもそれなりにあり、満腹感とも戦いながら、なんとか完食する。
なんかこう書くと、辛さが中心となってネガティブに見えるが、かなりレベルの高いものだと思った。
久しぶりに来て、やはりいいお店だと思った。いっぱくはそんなお店だ。