河津にイズーという爬虫類に特化した動物園がある。かつて亀専門の亀族館として運営されていたが、それがイズーになってからすでに何年も経つが、人気は上々の様子。
小生は爬虫類は苦手だが、その姉妹館として河津七滝の近くに昨年開館したのがカワズーである。
一言でいえば、カエルに特化した動物園というところ。今回季一遊に行く途中に出掛けてみた。
施設としては小ぶりだったが、JAFの割引が使えるなど嬉しいポイントも・・・さて入館しよう。
こちらの施設は世界中から集めた珍しいカエルを展示してあるが、ガラスなどを叩かなければ、すべて撮影OK、さらにフラッシュもご遠慮なくという。
カエルマニアと思しき方やカエル大好き少年などマニアックな視線もたくさんありそうな・・・で、開館と同時に入ったが、なかなか賑わっていた。
日本にいるカエルというとアマガエルとかガマガエルのイメージがある。となれば、緑か茶色って感じだが、世界各地のヤドクガエルと呼ばれるカラフルなものがたくさんいた。
さらにはトマトみたいなカエルとか、世界最大のゴライアスガエルもいた。写真も撮ったが、お尻しか写っておらず、さらにガラスが曇っていて・・・残念だ。
また、カラフルなカエルだけでなく、伊豆山中に生息しているモリアオガエルなんかも展示されていた。
さらにさらに、ガラス越しでなく放し飼いゾーンもあり、カエル好きらしい方が、「この木見てください。そこかしこにカエルがいて楽しいですよ」・・・と。かなり興奮されていた・・・
そう言われてよくよく見ると確かにあちこちにたくさんのカエルがビックリするくらいに・・・
いやいやなかなか充実していることが分かったぞ。というところで、ふと思ったこと・・・ゴライアスガエルはともかく、ほんとに小さなカエルもたくさんいたが、どうやって運んできたのだろうかと。
その運ぶ佇まいを想像すると、なかなかシュールなものがありそうだ。
伊豆の方のシャレで、「飲まず(沼津)食わずで、わしゃ買わず(河津)」というのがある。さしずめこの施設に関しては、「伊豆(イズー)の河津のカワズーで蛙(かわず)を楽しむ」といったところか。
また来てもいいかな・・・と。