あまりグダグダ書きたくないが、何も言わないと声の大きい人、正しくは声を大きく取り上げてもらえる人の言うとおりにされそうなので、声を上げておきたい。
民主主義の基本で声を上げることは権利として確保されているはずだから・・・どこかの首相はコロナ対策の限界をもとに、「緊急事態条項」をもりこむなど、なんとしても憲法改正をと訴えている。
冗談じゃない、「緊急事態宣言」と「緊急事態条項」とは言葉は似ているがまったく別モノで、ここで軽々な理屈でやるものではない。
そもそも「憲法は行政をしばるもの」なはずだが、彼はそれは古い考えで、国民を守るために規定するものだと。ここでいう国民とは・・・
これを「政権」と置き換えるとすごくスッキリして見える。彼のいう国民とは、これまでの言動から見れば、政府の言うことに従う人たちであり、反論する人たちではない。
また憲法の議論のときに二言目には彼が使う「自衛隊は違憲という意見があるから、違憲でなくしましょう」というものの論理の危うさに騙されてはいけない。
あえて一日遅れとしたのは、この日にいろんな意見が出てくるのを見繕ってアップしたかったからで、写真の中で意のあるところを汲んでいただきたい。
もちろん、これについて安倍首相の言う通りという人もいるだろう。それを小生は否定しない。
それが民主主義だから、こうしたいろんな意見を普通に述べられる国を維持していかなければならない・・・そう思う小生である。