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Channel: アモーレ・カンターレ・マンジャーレ
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芸能の秋

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今年の一月に、「芸術の冬」という記事をアップした。週末立て続けにダンスステージやら落語やらに出かけたというものだったが、この秋にもそのパターンとなった。


 まずは金曜日、前回同様知人の紹介でダンスパフォーマンスの会に出かけた。会場は池袋。開演は19:30ということで、事前にカレーなどをサクッと・・・って、写真を載せる必要はないんだが・・・(汗)
 このステージ、ミュージカル的だが、ストーリーの語りは、語り部のような人がセリフをしゃべるスタイル。お芝居でもないし、単なるダンスパフォーマンスでもない・・・

 ダンスを踊る方は、ストーリーに合わせてガンガン踊るというもの。前回は出雲の阿国を題材にしたものだったが、今回はサロメをモチーフにし、戦国時代に設定したものだった。
 知人の先生でもある主人公のダンサーは、前回2時間踊りっぱなしだったが、今回はなかなか踊らない・・・じりじりとさせる展開か・・・

 だが、最後の最後、クライマックスでのダンスは見事なものだった。ということで、今回も感動しながら、帰路についた。
 そして明けて土曜日は友人が主催するチャリティー落語会に出かけた。肝心の落語会はよかったのだが、ちょっとイラッとくることが・・・


 というのは、開演に先立ち某区の区長が挨拶に登壇したのだ。チャリティーの主催者の挨拶の後だったが、「自分は落語が好きだ。日曜日の笑点は欠かさず見ていて、見られないときは録画している」と・・・
 典型的な落語を知らない人のセリフだ。改めて言っておくが、笑点は落語番組ではない。その後も何を言いたいのかわからないような話をし、終わったと思ったら、「公務のため」として、そのまま退場という・・・

 それが「落語が好き」な人のやることかいって・・・まあ、結婚式などに出てくる議員様もほぼすべてこのパターンで、誰も出演者や主役のことなど考えていない。
 そんなんだったら出てくんな・・・と言いたくなってしまった。そもそも、そこに来ているお客様でその区に住んでいる人は少ないはずなんだが・・・

 さあて、ダンスと落語を堪能した後は、今度は小生の出番が近づいてきたぞ。10月には昨年同様に、深川江戸資料館での発表会がある。
 さあて、そろそろまた稽古しなくっちゃ・・・

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