箱根関所と仙石原のすすき

鯛らーめんを食べた後、小生が向かったのは箱根関所である。以前かなり前に一度行ったことがあるが、記憶もおぼろげだから実質初めてというべきかも・・・

　場所は元箱根の付近、恩賜公園と隣接している。最初は観光用に作ったものかと思ったが、どうやらリアルに関所のあった場所らしい。
　確かに、街道の抜け道をふさぎ、湖まで監視するにはいい場所である。関所の建物の裏手は小高い丘になっていて、湖を２４時間監視していたという。


　その見張り小屋から建物を見たのがこちらの写真で、当時は湖に船を出すことは禁止されていたので、違反者が出ると取り締まりがされたという。
　街道の要所要所には関所があるが、およそ箱根の関所ほどメジャーなところはないだろう。小生もよく知らなかったが、仙石や根府川にも脇の関所があった由。

　入り鉄砲に出女という言葉は有名だが、女の人を改めるお婆さんの存在も忘れてはいけない。俗に「改めばばあ」と呼ばれる存在で、どこの姫はどこにほくろがあるとか、顔の特徴などをバッチリ記憶していたというからすごい。
　小生もやってみたいが・・・って、それは動機が不純だぞ(苦笑)

　歴史マニアの小生的には、大変興味深いものだったが、そろそろ次の目的地に向かう時間だ。ということで向かったのが仙石原。
　ちょうどすすきの見ごろということで、仙石原を歩いてみようと思った次第。以前から、なんどもこの場所は車で通過していたが、実際に歩くのは初めてだ。


　ここは、よく写真撮影などでも使われているというが、この日も洋服のモデルの写真撮影らしきグループに出会った。
　が・・・そのほかは、ひたすらすすきを見ながら歩くだけ・・・その先に何がある・・・ということがないので、適当なところまで歩いて引き返すことにした。

　とはいえ、秋のさわやかな風を感じながらのひとときはマイナスイオンを感じながらの散策は気持ちのいいものであった。
　といいつつ、小生はこの近くにもうひとつ目的の地があったのだ・・・そこは・・・別稿にさせていただこう。って、まだ引っ張るのかよ・・・