品川の駅のエスカレーターは女子高生によると盗撮の注意ポイントらしい。そういえば、某有名人が逮捕されていたこともあった。
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確かに盗撮は許される行為ではないし、シャッター音を消して写真撮影できるスマホアプリの登場などにより、「盗撮」の手口が巧妙化しているのも事実。
だからと言って、これがいいのか・・・というマジメな話を挙げてみたい。どうやら岩手県警で条例化を目指しているというのだが・・・
一口で言うと、盗撮の画像の証拠がなくても、盗撮を取締りできるようにするもの。
具体的に言うと「カメラ等を着衣で覆われた下着等に向けて差し出す行為」自体を禁止行為として規制しようというものだという。言いたいことはわかる、わかるんだが・・・もし条例の文言が、この言葉通りならなんとも危うい。
まず、言葉の定義が明確でなく、いかにも恣意的な読み方ができそうだ。またそれよりも、本質的な問題として冤罪が起きやすくなることとともに、未遂犯処罰規定的な規定になるという指摘が弁護士から出ている。
詳しくは、こちらの記事をご覧いただこう。
そこにあるように、盗撮目的を問わず、外形的行為のみで処罰するので、その適用範囲は格段に広く、風呂や脱衣所での裸ののぞき見(軽犯罪法)ですら未遂処罰規定がないことに比べ、バランスを欠いているというのだ。
この問題のいやらしいのは、「盗撮被害者を守るために」と言われれば、面と向かって反対しにくいところ。
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また、日本的な整理として、そもそも他人に疑われるような行為をすることが悪いなんていうことになりそうだ。
だが、結果としてその気はまったくなくとも、スマホをいじっているだけで逮捕されるなんてことになりかねないのは事実だし、逆にいうと電車の中の人のほとんどが容疑者になってしまいそうだ。
もうひとつ、女性が男性を盗撮するようなケースで適用されるのかどうか。また、パンツスタイルの女性にカメラが向いていたら適用されるのか、写真のように自然に下着が見えてしまう場合はどうなのか・・・などなど、疑問とともに不安はつきない。
記事にあるように、まったくその気がなくても・・・痴漢の冤罪と同様に拘留されてしまうケースなどなど、もはやうかつにスマホなど人前で使うことなどできなくなりそうだ。
どこかの国の政治の流れを見ていると、本気である日突然逮捕されてしまう・・・なんてことが起りそうな・・・嫌な話である。
あっ、もちろん小生は盗撮を推奨しているわけではない、念のため(汗)

確かに盗撮は許される行為ではないし、シャッター音を消して写真撮影できるスマホアプリの登場などにより、「盗撮」の手口が巧妙化しているのも事実。
だからと言って、これがいいのか・・・というマジメな話を挙げてみたい。どうやら岩手県警で条例化を目指しているというのだが・・・
一口で言うと、盗撮の画像の証拠がなくても、盗撮を取締りできるようにするもの。
具体的に言うと「カメラ等を着衣で覆われた下着等に向けて差し出す行為」自体を禁止行為として規制しようというものだという。言いたいことはわかる、わかるんだが・・・もし条例の文言が、この言葉通りならなんとも危うい。
まず、言葉の定義が明確でなく、いかにも恣意的な読み方ができそうだ。またそれよりも、本質的な問題として冤罪が起きやすくなることとともに、未遂犯処罰規定的な規定になるという指摘が弁護士から出ている。
詳しくは、こちらの記事をご覧いただこう。
そこにあるように、盗撮目的を問わず、外形的行為のみで処罰するので、その適用範囲は格段に広く、風呂や脱衣所での裸ののぞき見(軽犯罪法)ですら未遂処罰規定がないことに比べ、バランスを欠いているというのだ。
この問題のいやらしいのは、「盗撮被害者を守るために」と言われれば、面と向かって反対しにくいところ。

また、日本的な整理として、そもそも他人に疑われるような行為をすることが悪いなんていうことになりそうだ。
だが、結果としてその気はまったくなくとも、スマホをいじっているだけで逮捕されるなんてことになりかねないのは事実だし、逆にいうと電車の中の人のほとんどが容疑者になってしまいそうだ。
もうひとつ、女性が男性を盗撮するようなケースで適用されるのかどうか。また、パンツスタイルの女性にカメラが向いていたら適用されるのか、写真のように自然に下着が見えてしまう場合はどうなのか・・・などなど、疑問とともに不安はつきない。
記事にあるように、まったくその気がなくても・・・痴漢の冤罪と同様に拘留されてしまうケースなどなど、もはやうかつにスマホなど人前で使うことなどできなくなりそうだ。
どこかの国の政治の流れを見ていると、本気である日突然逮捕されてしまう・・・なんてことが起りそうな・・・嫌な話である。
あっ、もちろん小生は盗撮を推奨しているわけではない、念のため(汗)