
野方にある花みずきというお店は、つけ麺が売りのラーメン屋さんである。正しくいえば、ラーメンもやっているつけ麺屋さんというのが適正か。

これまでも何度か行っていたが、先日久しぶりに出かけた。車を停めるのに手間取り、11:30の開店に間に合わず、11:50頃入店するとすでに満席。
食券を買って、しばらく待つことに・・・とここで発見したのが、定番のつけ麺に「濃厚スープ」が選べるようになったという表示があった。
なんでも、ドロッとしたスープがお好みの方にはお勧めの様子。
となれば、これはいくしかないだろう。貼り紙を見ると、えん寺系とある。そうか、ここもえん寺系なのかって。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。大盛りまで無料だったが、この日は普通盛りにした。例によってあつ盛りである。
肝心のスープ(つけ汁)だが、確かにえん寺のそれっぽいドロっとしたもの。豚骨のクセはあまりなく、魚介系の味が主張している。

まずは中太の麺をつけて一口いただく。つけ汁の粘性が高い分、たくさんのつけ汁が吸い上げられる。洋服に飛ばないよう注意が必要だ。
だが、本家のえん寺のそれと比べると、まだ粘性が低いくらいで、濃厚ではあるが、えん寺よりはさらりとしている。
とはいえ、いまでは普通になったが、ダブルスープのつけ麺はなかなか美味しく、小生の好きなドロっとしたつけ汁はお気に入りになりそうだ。
麺はつけ麺屋さんだけあってモチモチ感のあるもの。いつものように美味しい。できれば、これもえん寺同様に種類が増えると嬉しいのだが・・・
普通盛りにしたこともあり、楽勝で完食。さて、お約束のスープ割だ。ここのスープ割りは柚子が効いていて、柚子のさわやかな香りがいい。
ただ、お酢とともに柚子が効くと、少し酸味が強くなるきらいがあるので、酸味が苦手な人には少し注意が必要だ。
メニューには辛つけ麺もあるが、隣の席で食べている人を見ていると、やたら辛い様子。ピリ辛〜3辛まであるそうだが、ピリ辛でも相当なものらしい。
小生の後に入ってきたお客さんが、二倍盛りの3辛を注文していたが・・・かなりのツワモノの様子。とても小生には想像できない世界だ。
とはいえ、いつでも人気の花みずき。また来ようっと。