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Channel: アモーレ・カンターレ・マンジャーレ
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玉子湯の湯小屋

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源泉抜群の玉子湯だが、そのシンボルともいえるのが、写真の湯小屋である。高湯温泉の歴史は1607年に湯治場としてスタートしたようだ。


 玉子湯は、400年を超える歴史の中でも最古参というか元祖的存在の様子。こちらに歴史について紹介したページがある。
 玉子湯の名前の由来は、この温泉に入ると玉子のようにつるつるの肌になることと、硫黄臭のため玉子のようなにおいがすることによるという。

 この歴史サイトでも紹介されている湯小屋は、今でも創業当時の佇まいを残していて、そのそばに源泉がある。
 湯小屋の中のお風呂は、決して大きなものではなく5人も入ればいっぱいかな・・・というくらい。洗い場もなく着替えて入浴直結というある種ワイルドな感じ。


 とはいえ、歴史の重みを感じるし、古いお風呂によくある清潔感の点でイマイチということもない。やはり宿泊したら一度は入りたいものだ。
 もう一か所の源泉も近くにあり、今回は雪の中で歩けなかったが湯小屋を起点とした遊歩道もあって、温泉神社とか小さな滝とかもある。


 今回は何度も庭園風呂に行ったため、すっかりハマってしまったが、ラッキーだったのは宿泊したお部屋から湯小屋がバッチリ見えたこと。
 ということで、昼の湯小屋と夜のライトアップした湯小屋の比較写真を・・・なんとも幻想的で素敵だった。


 聞くと、今年は雪が少なめとのことだったが、それでもさすがに標高750mとなると市内とはまるで違う雪景色。
 ただ、福島駅でバスを待っているときや、この湯小屋周辺を浴衣で歩くときに吹く風がなぜか優しく感じたのはなぜだろう。

 寒いはずなのに寒く感じなかったのは温泉の効果だけではなかったような・・・そう福島駅ではまだ温泉に入っていなかったのだから・・・
 湯小屋の周囲は桜の季節もまた良いという・・・また来るしかないかな・・・って。




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