昨年神奈川県某所でこんな落語会に出させていただいた。そのときの会はすでに何年かやっていて、恒例となっていたようだが、その噂を近くの施設で聞きつけていたスタッフから引き合いがあり、うちでも落語会をやってほしいとのことで、出演させていただくことになった。
会場は、昨年のそこの近くだが、今回のメンバーは認知症予防の会という。会場に着くとご覧のとおり「満員御礼」と。
聞くと、60名程度の会場に70名まで入れて、さらにここ数日はお断りをしたという。それほど期待されているとなると・・・だ。
出演は四名、先輩二名と後輩一名。まず御年80歳の大先輩が新作をやる。認知症の予防のために来ている方ということで、反応が素晴らしい。
続いて、後輩の女性が登場。ネタは「厩火事」だ。これが若い女性ということで、おじいちゃんたちからの反応も抜群。
芸の方も達者なので、大好評。そして中入りとあいなった。そして再開後は、先輩が「小言念仏」で続く。
これが先輩のとぼけたフラとあいまって、抜群にウケて・・・おっ、逆に小生にプレシャーが・・・(汗)
そしていよいよ小生の出番。今回は「明烏」をやらせていただいた。本人的には、できの方はいまいちだったので、申し訳なかったが、暖かいお客様に助けられた。
終了後、お客様たちからは大好評の感想だった様子。また、来年も・・・などと言われてしまった。
聞くと、ご高齢の方のお子さんが様子を見に来ていて、ゲラゲラ笑っていたので、安心したという感想もいただいた。
少しはお役に立てたかな・・・と、自画自賛。
調子に乗って、また来年も来てしまう・・・かも。さあて、また稽古に励まなければ・・・