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Channel: アモーレ・カンターレ・マンジャーレ
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「樹藝夢」でお茶を

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前から気になっていたお店、カフェのようだが・・・花屋さんがお店の一角で運営している様子のところ。先日ようやく行くことができた。

 

 大きな花屋さんというより、園芸店というべきところで、お店の前はちょっとした庭園のような佇まいだ。

 お店は空いていたので、庭園を眺められる席に座り、スタッフのお姉さんにアイスコーヒーを注文する。

 

 特段何があるわけではなく、ひたすら静かな空気が流れる。写真を撮りまくっていたら、ガラスにスタッフさんの影が映っていた(汗)。見ようによっては心霊写真って(苦笑)

 たまにドトールとかのお店に行くことはあるが、こういう、ごくなんでもない喫茶店に入ることって久しぶりというか、あまり記憶にない。

 

 小生がこのお店が気になっていた理由・・・それはこのお店の名前が「樹藝夢」という落語になじみの深いものだからである。

 かつて、落語にまつわる店名ということで、こんなお店に行ったことがあるが、この時は、ご主人に店名の由来を聞くまでもなく、解説が置いてあった。

 

 おそらくこちらも落語由来のはずなんだが・・・寿限無でなく「樹藝夢」という表記になっているが、まちがいないだろう。

 ということで、おそるおそるスタッフさんに聞いてみた。「あの~、この店名って・・・」だが、そのレスポンスは・・・「わかりません」という(苦笑)

 

 あっ、ひょっとしてスタッフさん、オヤジにナンパされてると誤解していたのかって・・・そのくらいつれない返事だった。

 いやいや、こんなことを聞く人もいないんだろうなあと・・・といいつつ、口の中で「五劫のすりきれ、海砂利水魚・・・」とつぶやいている変態オヤジがここに・・・(汗)

 

 このお店がその名のとおり末永く続くことを祈念したい。


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