仙仁温泉「岩の湯」は、小生の行く秘湯のお宿の中では、もっとも高い価格のお宿のひとつだ。ただ、以前こちらのお宿で別のお客さんが、「銀座のレカンに行くのと同じかと思えば、温泉と宿泊がある分こっちの方がいいよね」と言っているのを聞いたことがあり、むべなるかなと・・・
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車を駐車場に入れると、すでに紅葉に包まれていて、特別な空間・時間が始まったことを予感させてくれる。
そしてトップ写真の入り口をくぐると、小さな橋があり、この橋を渡る瞬間から別世界になっていく。
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広く、ゆったりしたロビーやチェックイン前の抹茶のサービスなど、すべてが行き届いていて、気持ちいい空間・時間を提供してくれる。
建物は和洋折衷というべきか、ゆったりしたスペースの随所に椅子があったり、ハンモックがあったり・・・そして、そのひとつひとつがすべて絵になる。
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今回でいえば、部屋から見える風景、さらにベランダに出たときの紅葉などもすべて計算しつくされたかのように美しい。
また、洞窟風呂の前の休憩スペースには、リンゴやブドウなどを冷やしてあり、時節柄串でさしていただけるように・・・
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もちろん食事もまったく隙が無く、焼きの演出もいいヤマメとか、刺身もダイオウイワナとか鯉、シナノユキマスなど地産のもの。
さらに今回、サプライズだったのが、こちらの一品。お品書きにはなかったのだが、リンゴの天ぷらである。
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なんでもリンゴがたくさんいただけたので・・・と。そのリンゴは翌朝のサラダにも入り、抜群のおいしさを提供してくれた。
もちろん、リンゴだけでなく、翌朝のデザートはシャインマスカットも並び、しっかりと落として淹れてくれたコーヒーもポットサービスでと至れり尽くせり。
料理の内容だけでなく、旅の相談などもしっかりと対応してくれるスタッフさんたちの顔も、毎年見かける方が多いので安心できる。
毎回書いているが、本当にスタッフさんのESも高いことがうかがえる。
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今回も同行者がリンゴが美味しいと伝えたら、売店で販売していると・・・これは本当に地元の限定品で仙仁のものとか。こうしたインフォメーションもすべてに行き届いているのが素晴らしい。
もちろん、お土産に購入したのだが・・・そして、いつものように帰りも荷物を持ってスタッフさんが駐車場まで送ってくれる。
そして道に出て、車のバックミラーからみえなくなるまで手を振って送ってくれる。いつものようにいつもの通り、「やっぱりこのお宿、安いよね」とつぶやいた。
帰り道考えた・・・このお宿の弱点は? と・・・基本としてお宿でゆっくり過ごすことをベースとしているため、朝食もスタートが遅く、チェックアウトも12時だ。
したがって、翌朝早く出てガンガン観光しようという向きにはお勧めできない・・・かも。だから皆さん、簡単に行こうなんて考えないでくださいね・・・小生の予約が取りにくくなるから(苦笑)