
先日、中村橋近くにできたというビストロに出かけてきた。名前は102という。どうやらビルの号室の番号をそのまま店名にしたらしい。

ビストロというくらいで、おしゃれしてデートに使うような感じのところではなかろうと・・・ということで、カジュアルに晩飯のノリで。
店内は狭く、ここまで来て入れなかったりしたらキツイ・・・予約していくのが無難かも。なんて思いながら、ファーストオーダーは、前菜の盛り合わせ。
写真のとおり生ハムとサラミ、バケットにペースト、ポテトサラダが盛り合わせられていて、なかなかボリュームがある。
こういうお店でビールってのもなあ・・・ということでワインと一緒にアヒージョもお願いした。蛸と茸のアヒージョは、味にややムラがあったが、全体としては美味しかった。

メイン的にはどうしようかと思いつつ、カキのグラタンをいただく。1人前が二個のようだ。熱々でなかなか美味しいぞ。
そしてさらに来たのがトップ写真のシャリアピンステーキ。ボリュームはまずまずあり、ソースも美味しいが肉自体がイマイチなのはお値段考えれば・・・か。
さて、頃合いに食べてきたが、同行者とすべてシェアしてきたので、もうちょっと何か・・・ということで、逆手順だがバーニャカウダをお願いした。
結果的にはこれが大当たりで、ソースがメチャクチャ美味しくて野菜の甘味が引き立つというもの。もう少しソースが多いとなおいいのだが・・・

最後に〆のパスタなどいただき、ごちそうさまと。
お値段含めて場所的にも、こんな感じだなあという・・・ほどほど感が、この店の立ち位置なのかも知れない。冒頭にも書いたとおり、ビストロであり、たとえばデートで・・・という感じではないが、といって大衆食堂ってのでもない。
お味の方も、抜群に美味しいというわけではないが、普通に美味しい。気取った店でないため、料理の量もまずまずある。
近所に来たついでに・・・という使い方が正しいかも知れない。ほどほど感がこのお店の特徴と魅力なのかも。