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Channel: アモーレ・カンターレ・マンジャーレ
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今年も堂ヶ島天遊

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ここ数年、お正月1日は堂ヶ島温泉のホテル「天遊」さんに宿泊するパターンになっている。数年といっても、今年で三年目であるが・・・

 伊豆の実家が激寒なので、それから避難する目的で出かけているもの。こじんまりした宿で、今年も同じ仲居さんが担当していただいた。
 年一回のことだが、もはやおなじみさんのようだ。秘湯とはまったく趣も違うが、こじんまりしているので、お風呂で他のお客さんと一緒になることも少なく、気楽だ。


 ということで、夕日を眺めながら、露天風呂で秘湯でおなじみのあの写真も・・・(汗)
 そうそう、毎回書いているが、この宿は堂ヶ島の名所である三四郎島を目の前にしていて、西伊豆ということで夕日が海に沈む光景が抜群だ。西伊豆自体が、夕日日本一を標榜しているから、それもかくやと。

 この三四郎島、手前の岸とトンボロ現象でつながることでも有名だ。今回も、真っ赤に空が染まることはなかったが、きれいな夕日が見えた。
 いつもの温泉と同様に、早めに着いて温泉に入り、また夕食後にも入るつもりでいたところ、今年はお正月イベントとして餅つきをやるという。


 夕食後降りてみたら、スタッフがお餅つきを始めていた。まわりに子供たちが取り囲み、興味深い表情で見つめている。
 なるほど、いまどきの子供たちにとっては、餅つき自体が新鮮なのかも知れない。途中までスタッフがついたところで希望者につかせてくれるのだが、子供たちの手が威勢よくあがった。

 もっとも保健所関係者によれば、餅つきというのはノロウィルスなどに感染する可能性が高いということで、こちらのホテルでも素手で扱わず、手袋をされていた。
 まあ、ご時世ということであろう。そこから、再び部屋に戻ると布団の上にこんな折鶴状の包みとメッセージが・・・


 空気が乾燥するので、のど飴をどうぞという・・・この辺の気遣いがまた嬉しい。
 明けて、翌朝風の音に目覚めた小生。ものすごい強風が吹いていることを知った。なんと、窓から見える波がとんでもなく高い。

 これはもう台風並みである。伊豆は、この時期西風にさいなまれることが多い。西伊豆にとって、この風は遊覧船なども出航停止になる風でつらいところだ。
 幸い、我々にそのニーズはない・・・さあ、ここからまずは下田に・・・と。

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