「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、このところは地球温暖化の影響で、どうかすると10月末くらいまで上着を着たくないようなケースがある。
そんな残暑厳しき折りのこと、身体が塩分を欲しているのがわかり、向かったのが練馬と中村橋の間にある「ラーメンガッツ」だ。
週一で行くとかいうことはないが、たまにこちらのチャーハンが無性に食べたくなる。以前から紹介しているとおり、こちらのお店は昭和感ただよう小汚いお店(←失礼)
だが、ここのチャーハンはシンプルにして抜群の味わい。実際、こちらにいらっしゃるお客様の多くがチャーハンを頼まれている。
今回の小生は、チャーハンと半ラーメンのセットだ。まず最初に出てきたのが、チャーハンだ。
おっ、こ・これは・・・盛り付けがキレイだ(汗)。こちらのお店、どうかすると盛り付けが雑だったりするが、この日はタイミングが良かったのかキレイな・・・
そしてラーメンが出てこないので、最初にチャーハンを食べる・・・おっ、おお、美味しい。塩加減と油のバランスがよく、ご飯に絶妙な味わいをもたらしている。
こちらのお店は、卓上にお塩もあり、味が足りなければご自身でどうぞと・・・その姿勢がまた潔い。
とかいっているうちにラーメンがでてきた。丼は普通のラーメンと同じだが、麺が半分なので麺入りのスープという佇まい。
ラーメンは伝統的な支那そばの味わい。逆に今では貴重なジャンルである。毎日食べても飽きないタイプとでも言うべきか。
かくしてチャーハンを軸に食べ、スープのついでに麺をすするという組み合わせに。これはまさに至福のひと時だ。
こちらでは、その日の気分で半チャーハンとラーメン、半チャーハンと半ラーメン、そしてチャーハンとラーメンも選べる。
この選択肢の多さも嬉しいポイントだ。
今どきの若者や女性には入りにくいお店だが、間違いのない味がそこにはある。ラーメンガッツはそんなお店である。